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治療内容

中医学の病態観
東洋医学では病気は体内を巡る気・血・津液(水)が変調し、バランスを欠いたため起こると考えています。
病気というものを1つの臓器・器官の変化ではなく、体全体の不調和によるものととらえているのです。
気・血・津液はそれぞれが相互に関連して働いており、気は一番重要で全体をコントロールすると考えられています。
経絡について
東洋医学では臓器(五臓六腑)を巡ってエネルギーを与える「気」の循環系を経絡といいます。経絡とは”ツボ”と呼ばれる経穴と経穴を結ぶすじ道です。
経絡は体内にある五臓六腑とつながり、体表にも出てきて体中を縦横無尽に走っています。
そのために臓腑あるいは患部から遠く離れた手や足のツボを刺激することにより、内臓の働きを調整したり、気・血・津液の流れを整えたりすることができるのです。
 
 
 
鍼について
”鍼”というと痛い、怖いというイメージを持つ人が多いようですが、当院で使用している鍼は髪の毛ほどの太さのため、例えば点滴用注射針の針の穴の中に20本も入ってしまう位細いものです。
皮膚に刺入する時もほとんど無痛です。
なお使用する鍼はすべて使い捨ての鍼(ディスポーザブル鍼)ですので安心してご利用いただけます。
お灸について
当院で主に使用しているものは、千年灸かカマヤ灸といわれるもので、どちらも直接皮膚にもぐさが接触することがないので、心地よい温度に調整することができ通常痕が残ることもありません。




治療の流れ
初診の方は問診表を記入していただき、ご自身の現在の症状や既往歴などを詳しく聞かせていただきます。
(問診10分〜20分程)
また現在服用中の薬や検査データがあればご来院時にお持ちください。
治療は四診(視・聴・問・触診)などにより総合的に判断し行います。(治療時間約60分)

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